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手続き4 成年後見 申し立てまで

父が亡くなった後のドタバタを記録するためのカテゴリです・・・


2014年1月17日に〇〇銀行から「成年後見人」を立ててください!

と言われて以来、憂鬱。

このまま父の口座をほったらかして凍結し続けることも考えた。

でもそれだと母が亡くなるのを待っているようで気が引ける。

結局これが終わらないといつまでたってもすっきりしない。

仕方なく嫌々だけど「成年後見人」について検索を始めた。



裁判所のホームページにあった「成年後見~利用のしかたと後見人の仕事~」という

動画をみたり、じっさいに成年後見人になっている人のブログを読んだり・・・


だいたいのことは理解できたけれど、

私にその申し立て手続きができるのか?

専門家にお願いしなければいけないのか? 

その判断がなかなかできなかったので、

家の近くの簡易裁判所に行って事情を説明し、成年後見申し立て書類一式をいただいてきた。


申し立ての手引書や実際に記入する書類、取り寄せる書類の一覧など、

詳しく読んでいくと、素人の私でもなんとかなりそうだと思った。


2月から夫の単身赴任が始まったので木曜~金曜日で実家帰省すると、

動ける時間もかなり増える。

この機会に手続きをやることにした。



まず、私の戸籍謄本2通を佐世保市役所に申請した。

市役所のHPにある申請書を印刷し、記入。

900円分の定額小為替、私の運転免許証のコピー、返信用封筒を同封し、

市役所戸籍課へ送った。  数日後戸籍謄本が届いた。


次に裁判所のHPから「登記されていないことの証明申請書」を印刷し記入。

300円の収入印紙を貼り、私の戸籍謄本、運転免許証のコピー、返信用封筒を同封し、

東京法務局民事行政部後見登録課へ送った。

数日後、母が誰からも後見を受けていないという証明書が届いた。




2月13日木曜日

朝から熊本へ帰省した。

まず熊本家庭裁判所へ行き、

「成年後見等申立て関係書式集」をもらった。


その際「成年後見人」の説明ビデオを見せられた。

裁判所HPの動画と同じで、篠田三郎さんがでているものだった。


熊本家庭裁判所 成年後見等申し立て関係書式集(平成25年8月改訂)

  書式番号1 チェック表

  書式番号2 親族関係図

  書式番号3 診断書、診断書附票
          診断書(成年後見用)を作成していただく医師の方~

  書式番号4 申立事情説明書

  書式番号5 後見人等候補者説明書

  書式番号6 本人と候補者間の債権債務状況一覧表(候補者作成分)

  書式番号7 本人の財産目録

  書式番号8 本人の収支一覧表
          「登記されていないことの証明申請書」

が、綴じてある。



医師の診断書が必要なので、母のグループホームへ行きお願いした。

担当医よりも専門医のほうがよいという判断から、かかりつけの精神科へ行き、

2週間後(2月27日)までに医師に書いてもらえるよう約束をとりつけた。


午後1時半、区役所へ。

母の戸籍謄本、住民票を1通ずつとった。


午後2時、実家到着。

いただいた書類を見たり、郵便物の整理。



2月14日金曜日

午前中、ゆうちょ銀行で父の口座の払い戻しをし、

母のホームへ面会に行った。


区役所で父の口座凍結で引き落としできなかった固定資産税を支払い、

引き落としを母の口座からに変更した。


夕方まで家の中の片づけをし、

夫の会社終わり時刻に合わせて、福岡市へ迎えに行った。

夕食は3号線沿いの「餃子の王将 古賀店」。

夜、小倉の自宅に帰ってきた。


2月13日~2月14日の様子はこちら
http://nyachan.exblog.jp/21679355/



自宅に帰ってからは2月27日を目途に手続きの準備をした。


書類は記入例があるのでそれほど難しくはなかった。

どうして今回後見人の申し立てをしたのか?とか

今後どのようにしていきたいか? などを文章にする。


後見人候補者の私の経済状況や現在の生活状況、

母との間にもめごとがなかったかなどは、質問に沿って答えていく形式。


今回は父の遺産分割が目的なので、

父の持っている財産目録(不動産、預金など)を作り、

預金通帳や預金証書はコピーをとった。

不動産に関しては不動産登記全部事項証明書が必要だったので、

裁判所に申し立てに行く前に、熊本の法務局でとることにした。


母が現在もっている財産目録(不動産、預金など)を書き出し、

裏付け資料として、通帳や年金支給額通知書のコピーをとった。


母の現在の収支一覧表を月平均の金額で作成し、

裏付け資料として、健康保険や介護保険の納付書、施設費や雑費の領収書のコピーをとった。


ゆうちょ銀行と〇〇銀行の現在の通帳全ページをコピーし、

過去1年間の施設や雑費の領収書を全てコピーしたので資料はかなり分厚くなった。


母の戸籍謄本、住民票、後見されていないことの証明書、

私の戸籍謄本、住民票、

申立手続費用(収入印紙、切手、合計で7360円分)を準備し、

医師の診断書ができる日(2月27日)を待った。
by nya_ponpon | 2015-01-26 14:18 | 相続&成年後見人 | Comments(0)
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